新たな言葉を知る

今日はとても不思議な体験をしました。


そして、とても歳をとったことを感じました。


中学生の生徒さん(英語&ピアノ受講生)が

部活の先輩から


「英語が出来ないと人生つむよ。」


と言われたそうです。


これを聞いた私は


「つむ?!それはどういう意味?

どいう漢字なの?積む?摘む?」


と聞きました。


「どれも違います。『詰む』です。」


と、生徒さんが漢字で書いてくれました。


「えー!そんな言葉初めて聞いた!」


と驚き、なんだか納得いかない、

ちょっと不自然な気持ちでした。


若者言葉に違和感を感じる歳になったんだなと

つくづく実感しました。


自宅に帰り、夫にこのことを話したら、


「普通に昔からある言葉だよ。」


と言われ、自分の使う語彙には昔から無かったので、更に納得いかず、少々不機嫌になりました(笑)


あまりに気になるので、

インターネットで「詰む」と検索した所、

「将棋」の用語から派生した若者言葉だということが分かりました。


あー、スッキリ!(笑)


これで納得出来ました。


将棋好きの方々はよく日常会話でも使っている言葉なんですね。夫も子供の頃は将棋をしていたので使っていたようです。


私は日常会話では「詰む」とは使いませんが、

こんなきっかけで新たな言葉を勉強出来るんですね。


レッスンで全く知らない、

新しい事ややり方に出会うと、

「無理!わからない!」

と、拒否反応が出るのにも似た感覚かもしれません。


納得いくように質問したり、調べたりすることで

徐々に新しい事が自分の一部になっていく…


大人になってから、若者言葉を知るのは刺激に溢れる経験だなと思いました。