ピアノ上達の宝箱

ブログを読んで下さる方へほんのちょっとお見せしちゃいます😆
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今年の発表会に出る予定の小学一年生の女の子。


両手でバリバリ弾く曲に挑戦中。


「弾けるまであと一歩の所なんですが、

その先の練習が思うようにいかないんです。」


と、お母様からご相談がありました。


女の子はお母様に練習のことを注意されると、

不機嫌になってしまうそうです。


なんとなく、私も気持ちが分かります。


私は子どもの頃から20代まで、父と共にテニスを習っていて、父(トーナメントにも出る腕前だけれど…)によく注意やアドバイスをされました。


コーチからのアドバイスはすんなりと聞けるのに、

何故か父から注意されると「うるさいなぁ」と、

素直に聞けませんでした。


反抗期ではなかったのですが、不思議ですね。


なので、この女の子の気持ちがよく分かります。


お母様も悩まれていて、お家での練習方法のアドバイスが欲しいとのご相談がありました。


私は教師の立場でこの女の子と接します。


ここは教師が

「きちんと、分かりやすく、伝えられる」

ことが求められている!


そう思い、今まで自分が習ってきたこと、

教えてきて大事だと感じていること、

を一枚のプリントに集約しました。


子どもの生徒さんにお渡しする時は


「先生は5歳からピアノを始めました。


特別に年齢も教えちゃおう、今は35歳です。


35-5は??」


と聞くと、低学年の子は一緒に考えながら、


「30年!」


そう、このプリントは私が30年間、

ピアノを習ってきた中から学んできたエッセンス。


そして、その30年のうちの、

10年はピアノ教師として生きてきました。


10年間教える中で大切だと思うこと、

色んな生徒さんを教えさせていただく中で発見したこと、

色んな講座で学んで重要だと思ったこと

"だけ"

を詰め込みました。


ちょっとふざけて、

「このプリントは100万円の価値があるよ!」

と言いながら渡すことも(笑)


冗談半分で言った言葉だったのですが、

後から考えてみると、本当にそれ位か、

それ以上の価値があるのかも?と思いました。


私が5歳の頃からピアノレッスンを習わせてもらい、

中学生でアップライトピアノを購入してもらい、

入試の為にグランドピアノを購入してもらい、

ピアノ科のある音楽学校に入学し、

今もクラシック、JAZZレッスンに通い、

講座に通い…


このプリントが出来上がるまでに費やされた金額は

100万円では収まらないことに気付きました。


今までお世話になってきた先生方は更に多くの金額と時間が費やしていらっしゃる…


今まで学んできた大切な宝物は自分一人の為にあるのではなく、

人類の財産として、

次の世代に引き継いでもらえるように、

伝えていかなくてはいけない。


お金や時間の価値を超えた、

何かが見えてきた気がします。


本当に大切なことを伝えるには、

言葉はそんなに多くいらない。


大切なことは実はシンプル。


このプリントを作って、自分が1番学びました😊✨


在籍生の皆様へもれなくプレゼントしています🎁


幼児〜低学年向けバージョン

高学年〜大人向け

の2タイプご用意しています。


10年後は更にバージョンアップしたプリントが作れそうですね。