前回のブログを書いた翌日、無事に婚姻届を提出してきました。
まだ実感が湧きませんが、夫の姓で呼ばれると「あぁ、そういえば結婚したんだ。」と実感しますね。
これから引っ越ししたら、より現実味を帯びるのだろうと思います。
本題にはいりますが‥
私は実は大変なサボリ魔なのであります。
教室で真面目、真剣な顔をして、「毎日練習しましょうね!」と皆様に言っていますが、実はサボることが大好き…!!
特に「サックス」はここ何年もサボっています( ;∀;)
練習をサボっているけれど、レッスンへ通うことをやめたら、もう一切サックスを吹かなくなる…
なんとか続ける為に、レッスンには自腹を切って通っています。
短大時代に副科楽器としてサックスを初めて、卒業後はJazzスクールで松風鋼一先生に指導していただき、松風先生亡き後は、辞めることも考えました。
ですが、やはり私はレッスンへ通わないと吹かなくなるので、現在、新たにJazzミュージシャンの先生に指導していただいています。
実は夫も松風先生の門下生。
門下生仲間で飲み会を開催して下さることが多く、門下生の皆さんは音大とはまた違う、クラシック音楽仲間ともまた違う、Jazz好き、松風先生好きの集まる楽しい会でした。
サックスを続けていたから、松風先生クラスに入っていたから、夫と出会えたと思っています。
松風先生はいつも「来世でもっと上手くなるために今練習するんだ。」とおっしゃっていました。
松風先生亡き今、新たな先生のもとでサックスを習っていますが、ピアノの練習はしても、サックスの練習はいつもサボっています。
そんな私を見かねてか、前回のレッスンで、今の先生がこんなお話をされました。
「僕はリウマチを患ってしばらく寝たきりだったんだけど、しばらくしたら楽器を持てるようになった。
だらか寝たままで、ハーモニカを吹いたり、ギターを弾けるのに気づいて、1日5分から練習を再開したんだ。
サックスってケースから出すのめんどくさいじゃない?
練習しないでビールでも飲もう!って思うけど、少しでも触ると違うんだよね。
松風さんの家行ったことある?
松風さんはいつでも吹けるように楽器出しっぱなしにしてたって。」
今の先生は「サックス科」の先生なのですが、プロフィール写真ではハーモニカを吹いているといます。
初めて習う人からしたら、本当にサックスの先生?と疑うかもしれません。
元々はサックス奏者で、ハーモニカ、パーカッション、ギター、と多岐にわたるそうです。
松風門下が今の先生の所へ数名移動してきたので、新たにサックスを購入され、先生も練習を本格的に再開したそうです(笑)
前回のレッスンでの先生のお話と、お手本演奏がすごく心に響いて、
今週は毎日5分でもいいからサックスを吹いています。
「練習しなさい」と言われた訳ではなく、先生の話す言葉が先生の生き方そのものだから、素直に、「あぁ、練習しよう」と思いました。
素直に「練習しよう」と思えるとこ、それを実践すること、この境地に至るのも、実は簡単なことではないと思います。
今までピアノをずっと習ってきた経験、色んな生徒さんにピアノ・英語を指導させていただいてきた経験、空手を習ってきた経験、
色んな積み重ねがあるからこそ、先生のお話が自分の心に響いたと思っています。
私は不真面目な生徒で松風先生にも、今の先生にも申し訳ないですが、
少しでもサックスも上達できるように継続したいです!
そして、不真面目、サボりがちな私のサックスレッスンは、自分の生徒さんへの指導にも大変勉強になります。
練習しない生徒さんの気持ち、
サボりたくなる気持ち、本当によく分かります…!!
でも人って何かのきっかけで変わることができる。
まずは自分のサックスから、少しでも変わってみよう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます♬