マスクフリー導入後

過去のブログの「マスクフリーを始めました」の記事の閲覧数が他の記事より断トツに多く、関心のある方が多いのかなと思い、その後の様子をご報告いたします。

今年の4月より政府もマスクの着用を室内でも推奨しない方向だと報道されていますね。そもそもマスクは義務ではないはずなのに、ニュースでは[マスク緩和]といった報道がされていておかしいなと思っています。(→4月ではなくゴールデンウィーク明けに延期されました。)→(3月13日に個人の判断で外せることになりました。今も義務ではないので問題なく外せますが…)

 

小さい生徒さんから「なんで先生はマスク嫌いなの?」と聞かれ、返答に困っています。マスクをしていない大人がきっと珍しいのだと思います。

生き物ならみんなマスクは嫌いです。犬や猫もコロナになるというニュースを目にしますが、散歩している犬はマスクしないですよね。というよりマスクを嫌がって散歩できないです。

息苦しさや蒸れるのを我慢してマスクをするのは人間だけです。

 

明和政子氏の著書「マスク社会が危ない」を読みました。

子どもだけがマスクを外せばよい、という問題ではなく、子どもは大人の口元を見ることで発音を覚えたり、人間感情を学びます。

親以外の大人の表情が3年間も隠れていた時代を送った子どもがこれからどのように成長していくのか、前代未聞のことだそうです。

著者はヒトとヒト以外の霊長類の比較研究をしていて、「真似」をすることはヒトにしかできない大事な能力だそうです。

マスクによって子どもが大人の表情を真似して学ぶ機会がなくなってしまったことは大きな問題であるはずなのに、日本ではほとんど問題にしていません。

 

今は見えないですがこれから今の子どもが大人になってから、問題が表面化する可能性があります。そして、表面化してからでは遅い問題です。

1日も早くマスクを不要と発表してくれることを待ち望みます。

 

私個人はマスクをやめてから頭痛の頻度は減り、仕事に集中できます。酸欠によって眠気も感じていましたが、それもなくなりました。

教室の中ではほとんどの生徒さんと素顔でレッスンしているので、その分、外出するとほとんどの人がマスク姿で不気味さを感じています。慣れは怖いものです。

生きにくい世の中になったなぁ…と思いますが、自分の職場(教室)や通っている空手道場ではマスクをしないで過ごせる環境があることに感謝します。